2007.4.7-8 上天草市
<4月1日受付開始>
事務局
島田 等しまだ小児科
熊本県上天草市大矢野町登立191
FAX 0964-56-0115
企業セミナーは、合計16演題のお申し込みがあり、14題のランチョンセミナーを中心にハンズオンセミナーと朝食付きセミナーを1題ずつ計画しました。
ランチョンセミナーは14演題を、25日(土)と26日(日)両日とも12:00〜13:00に開催します。
セミナーの開催会場は、500名から60名のセミナー定員となっていますが、単純計算では、2,000名ほどとなります。
会場周辺には、ファミリーレストランが数軒のみで、また繁華街から離れていますので昼食には不便です。そこで出来るだけ多くのランチョンセミナーが開催されるようにいたしました。
ハンズオンセミナー(小規模で器材を使用しながら)は、1演題を25日(土)16:00〜18:00に開催します。Early Bird Seminar(朝食付きセミナー)は、1演題を26日(日)8:00〜9:00に開催します。
ランチョンセミナー(12:00〜13:00)
 
  会合名 会場
LS-101
大正富山医薬品株式会社
演者 尾内 一信
(川崎医科大学 小児科学講座 主任教授)
座長 本廣 孝
(ゆうかり医療療育センタ− 所長)
演題 小児呼吸器感染症と抗菌薬療法
〜改訂ガイドラインを踏まえて〜
小児科診療において呼吸器感染症は最も多い疾患であり、本疾患に対する抗菌薬の適正使用が問われている。2004年、日本小児呼吸器疾患学会と日本小児感染症学会の合同で「小児呼吸器感染症診療ガイドライン」が発行された。発行以来、多くの意見が寄せられ、またいくつかの新しいエビデンスが加わり、2007年 4月改訂版が発行された。本セミナーでは改訂ガイドラインの内容および考え方を紹介し、小児呼吸器感染症に対する抗菌薬療法について伴に考えたい。
コンサートホール
LS-102
田辺製薬株式会社
演者 浅野 喜造
(藤田保健衛生大学医学部小児科学教授)
座長 岡部 信彦
(国立感染症研究所 感染症情報センター長)
演題 水痘ワクチンの現況
世界に先駆けて我国で開発された水痘ワクチンは約30年後の現在、WHOが認める唯一のワクチンとして100カ国以上で用いられ、小児を中心とし約1400万人が恩恵を受けるまでになっている。特に米国では1995年、水痘ワクチンを定期接種化し、その接種率は2004年には85%を超え、これに伴い、水痘患者数のみならず、水痘関連合併症、死亡、入院、医療費、全ての面において顕著な減少が認められ、水痘が過去の病気になりつつある。また最近、水痘ワクチンによる帯状疱疹発症防止、症状軽減効果の成績が注目を浴びており、高齢者のQOLに貢献することが期待される。我が国では水痘ワクチンが 1987年に導入されているが接種率は30%程度のため水痘の減少は認められておらず、我が国での水痘のコントロールには同ワクチンの定期接種化が必須であり、一刻も早い実施が重要であろう。
演劇ホール
LS-103
キョーリン製薬株式会社
演者 上荷 裕広(すずらん調剤薬局)
座長 横田 俊平(横浜市大大学院医学研究科発生成育小児医療学教授)
演題 くすりの飲ませ方の工夫と長期継続を成功させるポイント
−小児気管支喘息において−
小児気管支喘息のみならず、外来における小児への薬物療法においては何よりもコンプライアンスを向上させることが最優先課題である。さらに服薬が長期にわたる場合には、自らの意思で継続しようとする「アドヒアランスの向上」が不可欠であると考えられている。当セミナーでは小児へのくすりの飲ませ方の工夫を紹介すると共に、日本小児アレルギー学会による「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン」において掲げられた「アドヒアランスの向上」につながる服薬指導について考えたい。
大会議室
LS-104
日本光電工業株式会社
演者
(前半)
西村 龍夫(にしむら小児科院長)
演者
(後半)
佐藤 順一
(上大岡こどもクリニック院長)
座長 草刈 章(くさかり小児科院長)
演題 小児科クリニックでの血液迅速検査
小児科クリニックでの診療では、発熱を伴う感染症が大きな割合を占める。その原因にあった治療を選択するためには、白血球数(および分画)とCRPの測定は重要であり、特に院内迅速検査の価値は大きい。このセミナーでは、検査の意義を再確認し、患児に与える負担が少ない微量採血の実際を供覧する。また医療経済面から見た機器導入のメリットについても言及する。
音楽リハーサル室
LS-105
アルフレッサファーマ株式会社
演者 柏木 征三郎
(福岡県赤十字血液センター所長)
座長 青木 知信
(福岡市立こども病院・感染症センター、副院長)
演題 2006/2007シーズンと新型インフルエンザの最新情報
鳥インフルエンザA(H5N1)の感染は、アジアからヨーロッパにまで拡がっている。A(H5N1)感染によるヒトの死亡率は約60%とちきわめて高い。本ウイルスの特徴は、従来のインフルエンザに比べ咽頭のウイルス量が有意に高く、容易にウイルス血症をおこす。
鳥型H5N1については、既存キットでは検出率が極めて低いという報告があるが、新たに開発された検出可能なキットの基礎データを報告する。一方、従来のインフルエンザA(H1N1)、A(H3N2)およびB型も流行しており、これに関する成績もあわせて報告する。
演劇リハーサル室
LS-106
ワイス株式会社
演者 岩田 敏
(独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 統括診療部長)
座長 砂川 慶介
(北里大学 北里生命科学研究所 教授)
演題 VPDとしての肺炎球菌感染症を考える
−乳幼児に対する結合型肺炎球菌ワクチン導入で期待される効果−
肺炎球菌はヘモフィルスインフルエンザ菌b型とならび、小児期の重篤感染症の二大起炎菌である。抗生物質への耐性化が進む現在、髄膜炎などの肺炎球菌感染症をワクチンにより予防する重要性が高まっている。欧米/アジア諸国では、乳幼児用の7価結合型ワクチンの導入が既に進んでおり、その効果から肺炎球菌感染症は”Vaccine Preventable Disease” と捉えられるようになった。2000年に定期接種が始まったアメリカでは、ワクチンに含まれる血清型による侵襲性肺炎球菌感染症(髄膜炎など)が5歳未満で94%減少し、同時に65歳以上の高齢者でも予防効果が認められ、乳幼児にワクチン接種することで高齢者にも間接的な効果が及ぶことが示された。その他、中耳炎や肺炎の予防効果についてもこれまでさまざまなデータが発表されている。
日本においてもこの7価結合型ワクチンの導入が期待されている。そこで本セミナーでは、日本における肺炎球菌による感染症の疫学(頻度・血清型分布)、23価多糖体の肺炎球菌ワクチンとの違い、7価結合型ワクチンの効果と安全性について紹介し、日本導入により期待されることについて議論したい。
レストラン会場
LS-107
ファディア株式会社
演者 柴田 瑠美子
(国立病院機構福岡病院 小児科)
座長 松本 知明
(熊本大学医学部附属病院 発達小児科 講師)
演題 食物アレルギーの診断、治療
即時型食物アレルギーの 80 %は乳幼児期に発症しており、起因食品も卵、乳、小麦、魚介、魚卵、ナッツ、ゴマ、果実と多彩になっている。また乳幼児アトピー性皮膚炎では食物アレルギーを合併することが多く、適切な食物アレルゲン診断に基づく除去食・栄養指導が必要である。ここではガイドラインに基づく診断検査としての CAP 特異 IgE 抗体と経口負荷試験、治療としてアナフィラキシー誘発時の対応、社会的予防対応、除去食解除、経口減感作の試みについて述べたい。
第1練習室
ハンズオンセミナー(16:00〜18:00)
(小規模で器材を使用しながらセミナー開催予定)
 
  会合名 会場
 
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社
演者 (実演及ぶ講演):
佐久間 孝久
(佐久間小児科医院院長) 、
高崎 好生
(高崎小児科医院院長)
座長 (総合司会):
進藤 静生
(しんどう小児科医院院長)
演題 鼻腔・咽頭ぬぐい液の正しい採取法 
-あなたの手技は大丈夫?-
講演 「種々のウィルス性疾患における咽頭所見」
『臨床医、看護師の皆様にインフルエンザおよびアデノウイルス迅速診断キットに用いる検体の正しい採取方法の啓蒙を目的に、ハンズオンセミナーを開催いたします。鼻腔拭い液および咽頭拭い液の検体採取方法について、模型などを用いて実演指導を予定しています。アデノウイルスの検体採取については、北九州市の佐久間小児科医院 佐久間孝久先生を招いて、小児での咽頭ぬぐい液の採取法をご指導いただき、またインフルエンザウイルスについては福岡市の高崎小児科医院 高崎好生先生を招いて、鼻腔ぬぐい液の検体採取法を中心にご指導をいただける機会を設けました。それぞれの先生による関連のご講演も予定しており、検体採取についてまたアデノウイルス感染症やインフルエンザの小児科臨床について直接質問できるまたとない機会ですので、皆様奮ってご参加ください。』
音楽リハーサル室
Early Bird -Seminar (8:00〜9:00am)
 
  会合名 会場
 
シオノギ
演者 豊永 義清(石心会狭山病院院長補佐、東京慈恵会医科大学小児科助教授)
座長 岩井 直一(名鉄病院 小児科部長)
演題 今,抗菌薬療法はこう変わる
−PK/PD理論による経口抗菌薬の適切な使用法−
本邦にはCEPs、PCsおよびMLsなど多くの経口抗菌薬が存在する。では何を基準として薬剤を選んでいるのであろうか。漫然とした使用は肺炎球菌、インフルエンザ菌の耐性株が増加したことが証明している。この2菌種の耐性率の増加により選択した薬剤が臨床的に無効となる場合が散見している。経口抗菌薬では無効で、注射薬に変更しなければならないのか。この考え方にも一理あるが、早計であろう。添付文書に記載されている承認投与量、投与回数では実際の治療に際し、奏功しないのではないか、と考えるべきなのである。近年、抗菌薬の使用方法を検討する上でPK/PD理論を活用するようになっている。これは、体内動態と薬力学から最も効果を得るための投与方法を検討する理論である。本講演では汎用されているβ- ラクタム薬を例に挙げてPK/PD理論を解説し、適切な投与法を論じたい。β-ラクタム薬、マクロライド薬(一部を除き)は時間依存性、すなわち治療効果は血中濃度がMICを上回る時間、Time Above MIC(TAM)に相関するといわれている。CEPs、PCsは動物実験にて投与間隔の30ないし40%以上を示した場合に80%以上の臨床的有用性が期待できるとされている。これを踏まえて、いくつかの薬剤を挙げて、有用なTAMを得るための適切な投与量、投与間隔および投与回数を小児に多い原因菌ごとに考えてみたい。
大会議場
※予定
ランチョンセミナー(12:00〜13:00)
 
  会合名 会場
LS-201
大塚製薬株式会社
演者
1) 東  範行
(国立成育医療センター 眼科)
2) 山田 昌和(国立病院機構東京医療センター 感覚器センター)
座長 田原 卓浩(たはらクリニック院長)
演題
子どもたちの目も、あなたの目も輝かせましょう!─耳からプロのトーク、そして目からウロコ─
1) 知っておきたい子どもの目の病気
2) 解っておきたい子どもの目の感染症
1)知っておきたい子どもの目の病気
小児科医だけでなく家族が知っておかなければならない基本的な子どもの目の病気について、解説してみます。斜視・弱視、先天白内障、眼瞼下垂、先天緑内障、近視・遠視、色覚異常など、外来で遭遇しやすい子どもの代表的な眼疾患について取り上げてやさしく解説してみます。
これらの疾患の中には、小児科で治療すべき疾患ではなくても、基礎疾患としての経過観察も必要になりますし、小児科医や家族が早く気付いてあげることの大切さも紹介します。

2)解っておきたい子どもの目の感染症
子どもに多い「眼脂と充血」がテーマです。「眼脂と充血」をきたす疾患は、結膜炎、角膜炎、麦粒腫、涙嚢炎、睫毛内反など多岐にわたり、治療法や予後も十人十色です。
しかし、眼科的検査に頼らなくても、発症時期や症状の経過(急性か慢性か)、罹患眼(片眼か両眼か)など問診から情報を集めるだけで、疾患の絞り込みができます。これに視診と触診の情報を加えると「眼脂と充血」の原因疾患はだいたい見当がつくものです。
小児プラリマリ・ケアとして対処できる「眼脂と充血」の鑑別診断と治療についてのコツを直伝。眼科医への紹介のタイミングについても提案致します。
コンサートホール
LS-202
化血研・アステラス製薬(株)
演者 神谷 元(Emory University Rollins School of Public Health Department of Epidemiology)
座長 富樫 武弘(札幌市立大学看護学部客員教授)
演題 米国におけるACIPの位置付けと役割
予防できる病気は確実に予防するという理念の下、アメリカではCDC(Center for Disease Control and Prevention)が中心となり予防接種プログラムを作成している。このプログラムは、治験やワクチン使用開始後の追跡調査結果などをもとに、科学的根拠に基づき作成されている。この作業の中心的役割を担うのがACIP(Advisory Committee for Immunization Practice)である。本セミナーではACIPを紹介するとともに実際に外来で予防接種を接種するアメリカの医師達がACIPを介し予防接種政策決定にどのように関与しているかを紹介する。
演劇ホール
LS-203
花王株式会社
演者 佐々木 りか子
(国立成育医療センター 皮膚科医長)
座長 下村 国寿
(下村小児科医院院長)
演題 〜健やかな肌へのアプローチ〜
赤ちゃんの洗浄に着目したスキンケアを考える
皮膚には、部位別や年齢別で生理学的違いが認められますが、それぞれの特徴を理解しトラブルを起こす前に予防医学の一端であるスキンケアを新生児期から適切に行う必要性があります。今回はスキンケアの基本の一つである“洗浄”に着目します。「頭は頭用、身体は身体用」と用途にあった洗浄剤を選ぶこと。そして洗浄法としては、部位別の洗い方や物理的な刺激の影響を紹介します。正しい“洗浄”について理解を深め、保護者の方への指導の参考にしていただきたいと思います。
大会議室
LS-204
アストラゼネカ株式会社
演者 西間 三馨(国立病院機構 福岡病院長)
座長 西藤 成雄(西藤小児科こどもの呼吸器・アレルギークリニック院長)
演題 乳幼児喘息の日常管理
気管支喘息の薬物療法の要は長期管理薬をいかに上手に使うかである。とくに吸入ステロイド薬(ICS)が重要であり、世界的に全年齢層にわたり第一選択薬となっている。我が国においてもその効果は明らかで、喘息死亡数、発作入院数、長期入院症例数の減少となって表れている。しかし、乳幼児喘息はICSの剤型の問題があり、喘息自体の診断の困難性、病態生理学的特徴とも相まって、十分な治療効果が上げられていない。 本セミナーでは、現在の乳幼児喘息が抱えている課題を分析し、現時点における最も適切な日常管理は何かを提示したい。
音楽リハーサル室
LS-205
協和発酵工業株式会社
演者 赤司 俊二(新都心こどもクリニック院長)
座長 津留 徳(つるのぼるクリニック院長)
演題 望まれる夜尿症診療とは −どのように治療を進めるか−
夜尿症は学童期児童に多くみられる病態であるが、「自然に様子をみる」とかたづけている医療関係者が沢山います。このため、夜尿症患児および親は、いずれ治るに違いないとの不確かな期待のもと、不安な毎日を過ごしている現状があります。小児科医には、夜尿症に対する正しい知識と具体的な対処方法を提供することが望まれます。
本講演では、夜尿症診療の具体的な進め方について紹介します。
演劇リハーサル室
LS-206
第一三共株式会社
演者 石和田 稔彦
(千葉大学医学部小児科講師)
座長 武内 一(特定医療法人同仁会 耳原総合病院小児科)
演題 Hib感染症の現状とHibワクチン導入後の課題
Hibワクチンは今年承認を受け、ようやく日本の子供たちもその恩恵を受けることが可能になる。しかしながら、任意接種として導入されるHibワクチンを 広く普及させるためには、本邦におけるHib感染症の現状を正しく理解し、ワクチン導入後の課題を整理しておくことが必要不可欠である。本セミナーでは、 これらの点に関して、具体的な症例を呈示し、共に考えながら話を進めていきたい。
レストラン会場
LS-207
グラクソ・スミスクライン株式会社
演者 今野 良(自治医科大学附属さいたま医療センター 婦人科 准教授)
座長 神谷 齊
(独立行政法人国立病院機構三重病院 名誉院長)
演題 思春期前における子宮頸癌の予防
本邦における子宮頸癌の発症率は女性特有の癌のなかで第2位であり、近年20〜30歳代における発症率が増加している。
一方、子宮頸癌は発癌性のヒトパピローマウイルス(HPV)、主にHPV16型、18型の持続感染が必要原因であり、これらの型は世界的には70%の子宮頸癌から検出される。
USにおいては、2006年6月子宮頸癌予防ワクチンがFDAより承認され、ACIPからの推奨によりNational Immunization Programに組み込まれた。第1番目の接種対象は11〜12歳の女児で、9歳からの接種も可能とされている。
本邦においても2社において子宮頸癌の予防をターゲットとしたHPV16/18 L1 VLPワクチンの臨床試験が2006年から始まった。
今後はセクシャルアクティビティのある幅広い年齢層に対する子宮頸癌予防ワクチン接種と定期検診を受けることが子宮頸癌に対する最善の防御方法である考えられる。そのためには、まず、子宮頸癌の成り立ちとHPVの関係を医療関係者のみでなく、広く国民に知識を啓発?教育することが重要である。
第1練習室
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